今回は、スーパーカブ110(JA10)にエンジンガードを取り付けたことについて書きたいと思います。
バイクのエンジンガードは、一般的には自動二輪車の教習車についているような、転倒した際にエンジンをガードしてくれる鉄パイプで作られたものというイメージがありますが、スーパーカブ用のエンジンガードは少し違います。
もちろんエンジンをガードするという機能はあると思いますが、どちらかというとファッション重視のような気もします。クランクケースカバーに靴が当たらないようにしたいとか、ちょっとカッコよくしたい、という場合にはぴったりのパーツだと思います。
ということで、取り付けた様子などについて紹介します。
取り付けるエンジンガード
今回取り付けるエンジンガードは、以前アウトスタンディングさんでパーツを購入した際についでに買ったものです。
アウトスタンディングさんの通販サイトから1万円以上の購入で送料無料になるのですが、いくつかのパーツをカートに入れ、あと数百円で1万円という状態だったので送料600円を払うより、数百円のエンジンガードを買って送料無料にしてしまおう、ということで買いました(笑)。
もっともこのエンジンガードも人気商品のためか、品切れになっていることがありますので買うタイミングは大事ですね。
品切れになった商品が入荷したと思ったら、別の商品が品切れになっていたとかいうことも考えられますので、ちょっとややこしいこともあるかもしれませんが(笑)。
左右二つで800円(税別)です。
JA10、JA07共通のもので、適合するものが2種類ほどあるようですが、上記画像のものを選びました。
エンジンガードを付けなければ、靴などがクランクケースに当たって塗装が擦り切れたり、靴によってはエンジンの熱で底のゴムの部分が溶けたりすることがあります。
こういったことも防いでくれるのがカブのエンジンガードです。
取り付け方法
取り付け方法は難しくありません。
左右のクランクケースの該当部分のボルトを一旦外してエンジンガードを固定する穴に通して再びボルトを締め付けるだけです。
ただ取り付ける際にソケットレンチを差し込むスペースが狭くなっているところがあるので注意が必要です。
右側の取り付け
右側から作業していきます。赤丸で囲った部分のボルトを外します。
8ミリのソケットレンチを使います。
2本外したら、右側エンジンガードを取り付けてボルトを再び締めます。
エンジンガードを付けることでソケットレンチを差し込めるスペースが少なくなりますので、L字型のものを使用しました(100均で手に入れたものです)。
2か所締めれば右側は完成です。
画像からもお分かりの通り、半円形をしていて下部分は空いています。
平べったい靴や靴の底部分が横に出っ張っているような靴ですと、ステップから足を下すときなどに引っかかってしまうことがあるかもしれません。
その点は十分注意が必要です。
左側の取り付け
次は左側の作業に入っていきます。
赤丸部分2か所のボルトを外します。
右側と同様に左側エンジンガードをボルトで取り付けます。
右側と違って左側はレンチを差し込むスペースに余裕があります。
2本のボルトを締め付けて完成です。
上から見るとこんな感じになります。
旧カブにも取り付けてましたが・・・
実は以前乗っていた旧カブにもエンジンガードを取り付けていました。
これもアウトスタンディングさんで購入したものでした。
ところが、取り付けてしばらく乗っていると、ちぎれてしまいました(汗。
おそらく固定しているネジ穴部分の角度などの少しのズレによって一部分に負担がかかり、エンジンの振動などを受けているうちに耐えられなくなってちぎれてしまったのではないかと思います。
左右ともこのようにちぎれてしまい、新しいものに取り換えたものの、やはりまた同じようにちぎれてしまいました。
ではということで、ちぎれた部分を適当なホース(画像のものはフューエルホース)でつないで取り付けていました。このホースがちぎれた部分をつないでくれるとともに、振動を吸収してくれていました。
今回JA10に取り付けたエンジンガードはどうなるでしょうか。観察してみたいと思います。
追記:
100キロちょっとくらい走行したころに気づいたのですが、右側のエンジンガードの上部が、やはり・・・ちぎれていました。
この調子だと新品に替えてもまた同じようにちぎれそうなので、部品交換はせずに適当なゴムチューブでつなぐことにしました。
ちなみに左側は今のところ大丈夫そうです。
終わりに
以上がエンジンガードの取り付けについてでした。
このエンジンガードは海外製(おそらくベトナム)ですが、ベトナムとかタイなどの方がスーパーカブのアフターパーツは充実しているんでしょうね。
これを取り付ければエンジンなどの熱から靴等を守ってくれますし、クランクケースの塗装が擦り切れることもありません。
ファッションとしても楽しめますので取り付けるメリットはそれなりにあるのではないでしょうか。