バイクを買う!と決断し車種を決めたら、新車で買うか中古車で買うか、いろいろと見比べていくと迷ったりするものです。

車種によっては、絶版になっていたりして新車で手に入らないものなら、中古車でという選択しかありません。

しかし、新車・中古車どちらでも手に入るという場合は、両者の選択肢があります。特にこだわりがない限り両方検討してみる価値はありますが、いろいろと考えていけば悩みどころになる点がいくつかあります。

ということで、バイクを購入する際に新車・中古車どちらにするか決める際に気をつけるべき点などについてまとめてみました。

 

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メリット・デメリットについて

新車・中古車どちらにするか決めるためには、それぞれのメリットとデメリットを考えて決めるのが良いと思いますので、それぞれのメリット・デメリットについてあげていきます。

新車について

まずは新車について触れていきます。

バイク新車

新車のメリット

  • 新品なので気持ちいい
  • 車種・色・グレードが選べる
  • 劣化がない
  • メーカー保証が付いている
  • 販売店のサポートが受けられる

 

新車のメリットは何といっても、そのバイクが製造されて初めてのオーナーになれて何もかもが新品の状態で気持ちがいいということです。

また、車種の他に細かなグレードやカラーリングなど好きなものを選ぶことができるということも魅力です。

中古とは違って劣化の心配はいりませんし、日本メーカーのものであれば品質の心配はほとんどする必要はありません。

加えて正規の販売店で購入するなどすればメーカー保証を受けられますし(その後定期点検などの条件あり)、販売店独自の延長保証などのサービスもある場合があります。

このように新車ならではのメリットはたくさんあります。

バイク新車1

新車のデメリット

  • 価格が高い
  • 慣らし運転が必要
  • 気を使う
  • 盗難・イタズラが心配

 

デメリットとしては、真っ先にあげられるのが値段です。

販売店によっては多少の値引き額に差があるものの、実際の支払い総額で比較するとどこで購入しても大差はあまりありません。

また、新車は新品の部品を組んで間もないため、各部品が馴染んでいないということもあって「ならし運転」が必要とされています。

ならし運転というのは、走行距離が最低でも500キロ超えるまではアクセルを全開にしないとか、無理をしないように丁寧に運転をすることが求められます。購入してすぐに普段通りの走行をして壊れるということは考えにくいとは思いますが、やはり気を使って運転したほうが無難です。

なお、ならし運転については以下の記事にまとめていますので、よろしければ参考にしてくださいね。

バイクの慣らし運転と暖機運転について

 

加えて、新車は中古車に比べて盗難やイタズラの心配が増すと考えられます。もちろん車種や地域によって異なりケースバイケースではありますが、相対的に新車に近い状態のものは狙われやすいといえます。

 

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中古車について

次は中古車についてです。

バイク中古車

中古車のメリット

  • 価格が新車に比べて安い
  • 慣らし運転は基本的に不要
  • 掘り出し物がある
  • 中古なのであまり気を使わずに乗れる

 

中古車の魅力は、なんといっても新車に比べて値段が安いということです。

もちろん絶版人気車種などでプレミアがついているものは例外ですが、そうでないなら基本的には新車よりも安く手に入れることができます。特にまだ走行距離が短くて新車に近いにもかかわらず、新車より大幅に値段が下がっているものなどはお買い得です。

また、慣らし運転期間は終わっている車両が多いので、登録を済ませればすぐに「普段乗り」をすることができます。

そして、中古車ならではの掘り出し物が見つかるということもあるのが魅力です。自分と同じような感性の人が前オーナーであった場合、自分好みの色やグレード、場合によってはちょっとしたドレスアップなどが施されているものが見つかることもあります。

バイク中古車1

中古車のデメリット

  • ほしい車種・グレード・程度・価格のものがあるとは限らない
  • キズ・汚れがある
  • 改造してあることもある
  • すぐに部品交換が必要になることもある
  • 販売店のサポートが受けられないことがある

 

デメリットについては、自分がほしいと思っている車両が見つかるとは限らないことです。

中古車は一度人手に渡ったのものが流通する物ですので、都合よく求めている車種・グレード・程度・価格まで一致したものが見つかるとは限りません。

中古車はそれぞれ状態が違いますので、一見きれいに見えても購入してすぐに部品交換が必要になることもあり、劣化具合の判断が難しいこともあります。

また、どこかしらキズや汚れはあるものですし、好みでない改造がしてあることもあります。

販売店によっては、修理対応など十分なサポートができない場合もありますし、保証内容も異なってきますので、新車ほど手厚いサポートが受けられるとは限りません。

どのように決めるべき?

新車・中古車のメリット・デメリットについてみてきましたが、どのようにして判断すべきでしょうか。

基本的にはそれぞれのメリット・デメリットを比較してメリットの多い方を選べばよいでしょう。

その際に気をつけるべきことは、新車・中古車とも実際に乗れるようにするための支払総額を聞いてみることです。

車両価格が安く感じても、支払い総額でみると新車と中古車であまり変わらないということもありますので、この点は注意です。

また中古車を検討する場合は、価格以外にも

  • 走行距離
  • 事故・修復歴
  • キズ
  • タイヤ
  • ブレーキ
  • フレーム
  • エンジン音

 

などチェックしましょう。

外見はもちろん、事故車かどうかなども確認するとよいでしょう。

また、中古車に限りませんが販売店が信用できるお店かどうかも重要なチェックポイントです。

バイクに何かあった時にきちんと対応してくれるお店なのかどうかは重要です。店員さんの話す内容や態度、お店全体の雰囲気、営業年数などをチェックして判断しましょう。

おわりに

以上がバイクの新車・中古車のメリット・デメリットと、購入する際に気をつけるべき点などについてでした。

バイク選びは車両自体のことはもちろん大事ですが、後々のことを考えるとお店選びも重要です。

新車、中古車それぞれ一長一短はありますが、それぞれのご事情に合わせてよい選択をしてくださいね。

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