前回の記事から1年以上たちましたが、その間もJA44には乗り続けています。
2年以上前になりますが、フロントタイヤを交換した様子を紹介しました。
フロントタイヤの交換方法|スーパーカブ110 (JA44・JA10)
タイヤの銘柄はM35です。
それ以降ずっと乗り続け、走行距離が4万キロを超えました。
フロントタイヤは駆動輪ではないため、リアタイヤと比べると摩耗はゆっくり目です。
部分的にスリップサインが出始めた
4万キロを超えたあたりから、一部スリップサインが出始めたようです。全てのスリップサインが出たわけではなく、まだしばらくは走ることができそうに思えます。
スリップサインが出そうな段階で交換するのか、1箇所でもスリップサインが出た段階で交換するのか、全体的にスリップサインが出てから交換するのか、によって乗れる距離は大きく変わってきます。
といっても、法令上は二輪車のタイヤの溝の深さは0.8mm以上(道路運送車両の保安基準の細目を定める告示167条4項2号)必要なので、1箇所でもスリップサインが出れば交換すべきなのだと思います。
安全性を考えると、早めに交換するに越したことはないでしょう。
2万5千キロもちました
前回交換したのは1万5千キロだったので、2万5千キロほど走れたことになります。それなりに長持ちしたのではないでしょうか。
タイヤが長持ちしてくれるのは大変ありがたいことですが、「長かった!」というのが正直な気持ちです(笑)。
フロントタイヤにM35を履いた感想
安心の一言につきます。私の運転ではグリップが悪くて滑ったということは、一度もありませんでした。
逆に、「よくこんな急ブレーキでスリップせずに止まれたな」と思ったことが何度かありました(とはいえ、そんな状況にならないように常に安全運転すべきです!)。
そのくらい、私にとっては思った以上に安心できるタイヤでした。リアタイヤとして履く場合と違い、フロントは駆動輪ではないので、M35特有の摩耗の速さはそれほど気にする必要はないと思います。
当初の予想では、2万キロは持たないんじゃないかと思っていましたが、私の乗り方では予想以上に長い距離を走ることができました。
極限的な状況で使用するのではなく、日常の足として使う分にはとても安心できるタイヤだと思いました。
おわりに
地球の外周が約4万キロだそうなので、このカブも地球1周ほどの距離を走ったことになります。
幸い新車で購入してからここまで一度も転倒せずに走ってくることができました。立ちゴケもしていないので、このバイクは一度も倒したことがないことになります。
余談ですが、16歳で免許取り立ての時に、初めて買った新車の原付バイクはわずか数日でこけてしまいましたし、前に乗っていたC70では道路凍結などで転倒しましたし、JA10も買って1週間もしない間に転倒してしまいました。なので、転倒せずに4万キロ以上走ってこれたのは私としては珍しいです(笑)。
このまま安全運転を続けていきたいです。