今回はスーパーカブ110(JA44)にエンジンガードを取り付けた様子について紹介します。

取り付けると劇的に便利になるというようなパーツではありませんが、以前乗っていたJA10にも取り付けていて気に入っていたのでJA44にも取り付けることにしました。

スーパーカブのエンジンガード

本来エンジンガードは、文字通りエンジンをガードする役割を果たすパーツです。

ですが、スーパーカブ用として売られているエンジンガードはエンジンの熱から足を守るもので、転倒時にエンジンを守るものではないとされています。手に取ってみるとわかりますが、それほど頑丈なものではありませんからね。

またこのパーツはファッション的な意味合いも大きいと思っています。

個人的には、クランクケースに靴が当たることを防いでエンジンの熱から靴を守ってくれるのと、クランクケースに靴が当たって塗装を傷めるのを防いでくれる役目が大きいかなと考えています。

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今回取り付けたパーツ

今回取り付けたのは、アウトスタンディングで購入したものです。こちらは左右ともJA07、JA10、JA44共通になっています。

ja44,エンジンガード

 

以前JA10に取り付けていた少し大きめの右側のエンジンガードは取り付けできません。

JA44はオイルフィルターが追加されて、クランクケース右側前方の形が少し変わったからですね。

取付方法

取付は比較的簡単です。

左右とも、クランクケースカバーのボルト2本を外して、その部分にエンジンガードを挟んで外したボルトを再び締めるだけです。

右側

右側は以下の画像赤丸部分のボルトを8ミリのソケットレンチで外します。

 

取り付けるとこんな感じになります。

JA07、JA10とJA44のクランクケースの形状が違うのは、オイルフィルターが取り付けられている右前方下部分だけです。

この右側エンジンガードはその部分に取り付けるわけではないので、JA07、JA10にも取り付け可能です。

左側

左側は以下の画像赤丸部分のボルトを外します。

 

取り付けるとこんな感じになります。

左側のクランクケースカバーはJA07、JA10と同じなので、左側のエンジンガードもJA07、JA10に取り付け可能です。

上側から見ると…

上部から見るとこんな感じです。

クランクケースカバーから少しスペースができます。これで乗車中に靴が直接ケースに当たることはほぼなくなります。

乗ってみた感想

実際取り付けて乗ってみると、感覚的には取り付け前とほとんど変わりません。特に邪魔になるとかということはなく、ちょうどよい位置にあると思います。

足にエンジンの熱が伝わることを回避してくれますので、靴を熱で傷めることはありません。

また、クランクケースカバーに直接靴が当たるとゴムなどが溶けてこびりついたりすることがありますが、そういった心配もいらなくなりますね。

それと運転中に足を置くときにエンジンガードがちょうどいい目安になって、適切な所に置きやすくしてくれる役目もあるのではと感じています。

おわりに

エンジンガードは無いと困るというパーツではありませんが、取り付けてあれば個人的に何となく安心できるパーツでもあります。

地味ですが、わかる人にはわかるパーツでファッション的な意味あいもありますので、お好みでチョイスされるとよいと思います。

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