今回はスーパーカブ110(JA44)にリアボックスを取り付けた様子について紹介します。
リアボックスは個人的には必需品の一つです。荷物を積むことができますし、ボックスの中に入れておけば雨に濡れる心配はありませんし、荷物を落とす心配もなく、安心して運転することができます。
なるべく大きめのものを希望していて、新車購入に合わせて新品のボックスをと思ったのですが、予算の関係上、JA10に載せていたボックスを移植することにしました。
検討したボックス
JA10に乗っていたころから、新しいボックスの購入については考えていて、候補の一つとしてはピザ屋さん仕様のボックスですね。できれば大きいもの。
ホンダ・ジャイロキャノピー系の大きなボックスに憧れます(笑)。
これくらい大きいと文句はありませんが、値段、取り付け方法、ボックスの重量、ビッグサイズゆえの運転への影響など、ハードルはいくつかありそうです。カブにはちょっと大きすぎるかなという気もします。
ピザ屋さん仕様でももう少し小さめのもの、例えばホンダ・ベンリィに付いてるようなものもよさそうです。
このくらいの大きさがあれば十分な気がします。こちらもやはり値段、取り付け方法等に少しハードルを感じます。
もう一つは郵政のバイクに取り付けられているような縦に伸ばせるボックスですね。この仕様のボックスは一般用に販売されていることもありますが、供給はあまり安定していないようですし、新品だと4~5万円前後するようです。
アイリスオーヤマ製のバックルコンテナをはじめとする、いわゆるホムセン箱であれば数千円ですので、桁が一つ少なくて済みます。ということでどうしても二の足を踏んでしまっている状況でした。
でもいずれは手に入れたいとは思っているんですけどね。
JA10よりホムセン箱を移植
ということで新しいボックスを買うにもまだ踏ん切りがつかず、しかしボックスがないと不便…、ということでJA10に積んでいたボックスを載せ替えることにしました。
自作のホムセン箱(ホームセンターで売っているボックス)を完成させた当時は、C70、JA10、JA44の3代(台)にわたって、載せることになるとは思っていませんでした(笑)。
表面は少し劣化していますが、まだまだ使えそうです(^^;)。
リヤキャリアの形は共通
載せ替えはけっこう簡単にできました。
理由はリヤキャリアの形、大きさがJA10のものと全く同じだからです。
JA10との比較記事でも書きましたが、JA10とJA44のリヤキャリアはリヤショックを留める部分が違う以外は同じなのです。
ですから、作業方法はJA10の時と全く同じです。
以下の記事に詳しく書いていますので、このボックスを作った経緯などについても併せて参考にしていただければ幸いです。
作業についてJA10と違う点があるとすると、JA10よりも作業がやりやすいということですね。
なぜかというと、JA44はリヤキャリア下のスペースにJA10よりも余裕があるからです。
JA10は樹脂製のカバーなどがあってリヤキャリア下のスペースはとても狭いのですが、JA44ではリヤフェンダーまわりがスリムになってスペースに余裕があります。
ですからボルト、ナットの取り付けがしやすいのです。
違いといえばそのくらいですね。JA10に取り付けができるボックスであれば基本的にJA44でも取り付けは可能です。
載せ替え作業
では作業に入ります。
まずはJA10の時と同様、気休めにビニールテープをリヤキャリアに貼ります(笑)。
そして、4本のステーと8本のボルト・ナットを使ってボックスを取り付けます。
取り付ける位置は同じなので、何一つ加工は必要ありませんでした。取り付け方法は、ボックスの底とリヤキャリアの下をステーで挟むようにしてネジ留めます。
ステーの位置を合わせて8本のボルト・ナットで固定します。ステーが大きく曲がるほど締め付ける必要はありません。
ということであっけなく終わりました。比較的楽な作業でした。
さいごに
今回リアボックスとして取り付けたホムセン箱は、意外と耐久性があります。かれこれ8年以上は使用しています。
外側はさすがに白っぽくなったりと劣化してきているように見えますが、機能的には何ら問題はありません。
この取り付け方法でJA10では1万キロ以上走らせましたが、ガタついたり外れたりといったことは一度もありませんでした。
気を付けるとしたら、フタの開閉部分など自作した部分のネジの緩みなどですね。これもきちんと取り付けていればほぼ問題はなかったです。
新しいボックスをいつ買うかはまだ決めていませんが、とりあえずこれでしばらく過ごします。