今回は、スーパーカブ(JA44)にナックルガードを取り付けましたのでその様子を紹介します。
手の防寒対策として、以前に以下の記事で紹介したように、グリップヒーターを取り付けました。
スーパーカブ110(JA44)にグリップヒーターを取り付けました
しかし、グリップヒーターはグリップが温かくなるので、握っているての内側だけしか温かくできません。指の爪から手の甲にかけては温かくならないので、乗り続けると厳しくなってくることがあります。
そこで、ハンドルカバーかナックルガードを取り付けようと考え、今回はナックルガードを取り付けることにしました。
ハンドルカバーかナックルガードか
ハンドルを握る手の防寒で一番強力なのはハンドルカバーです。スーパーカブには、専用設計されたカバーも販売されています。
しかし、取り付けに関して一つ懸念点がありました。それは、グリップヒーターのスイッチです。
ハンドルカバーを付けると、グリップヒーターのスイッチ操作がしにくくなることが予想されます。また、ハンドルカバーの取り付けでカウル類が多少なりとも擦れてしまうという懸念もあります。
それと私は普段、短距離から中距離程度の乗車が多いため、防寒レベルは最大でなくてもよいかなということで、とりあえず今回はナックルガードを取り付けることにしました。
今後、気まぐれでハンドルカバーを取り付けることもあるかもしれません笑。
選んだナックルガード
今回取り付けたナックルガードはこれです。
とりあえず気軽に取り付けたいということで、今回はアマゾンで売られているリーズナブルな価格の汎用品に決めました。
ちなみにスーパーカブ用に旭風防からナックルバイザー(HN-02)が販売されています。メーカーや品質にこだわりたいなら、こちらがおすすめですね。
取り付け方法
取り付け方法はそれほど難しくはありません。
ミラーを固定しているボルトにステーを挟んで、そのステーに本体をネジで固定するだけです。
とはいえ、このバイクはアダプターをつけてナポレオンミラーに変更し、風防やUSB電源、クランプバー、グリップヒーターなどを取り付けていますので、少し手間が増えます。
一度ミラーを外す必要があるため、ナポレオンミラーを外します。
バイク側のネジ穴とアダプターの間にステーを挟み仮組します。
ナックルガードを取り付けて角度を調整して固定します。
左側も同様にして取り付けます。
ミラーをもとに戻して完成です。見映えはまずまず、ではないでしょうか?
使ってみた感想
取り付けて走ってみた感想です。当然ですが、手にあたる風は断然少なくなりました。スピードが出れば出るほどそれを実感します。
ただ、握っている手の上下部分は多少風を巻き込んでいるような感じがします。ナックルガードの角度を調整すればもう少しマシになるかもしれませんが。
しかし、あるのとないのとでは雲泥の差があるため、取り付けて正解だったと思っています。
一つ注意が必要だと思ったのは、ナックルガードはハンドルのバーエンドとブレーキレバーからはみ出すことです。
そのため、すり抜けや狭いところを走る場合は、ナックルガードを付けていない時よりもハンドルの幅が広くなりますので注意しなければなりません。
もっとも、ミラーよりは内側にありますので、車幅に変化はありません。
おわりに
あまり長距離を走らない私の乗り方では、この状態で防寒グローブをしていれば、とりあえず手の防寒はこれで大丈夫かなと思います。
もし手がかじかんだときは、無理せず停車して手の回復を待ったほうがいいですね。
今後長距離を走ることがあれば、ハンドルカバーも試そうと思います。