今回はスーパーカブに取り付けるリアボックスの種類についてまとめたいと思います。
前回の記事ではリアボックスをに交換したことについて書きました。交換するにあたり色々な種類のボックスについて比較検討しましたが、その時に思ったことなどをまとめてみます。
それぞれ特徴がありますが、使い方などによって長所・短所は変わってくると思います。
主にスーパーカブに取り付けることを念頭に置いて比較していますが、他のバイクに乗っている方でも参考にしていただけると思います。
リアボックスの種類
バイクにリアボックスとして取り付け可能なものはさまざまありますが、大きく3つのカテゴリーに分かれます。
- 純正品のリアボックス
- 社外品のリアボックス
- 流用ボックス
お好みで選べばいいのですが、それぞれ長所・短所があります。自分にピッタリのボックスを選ぶために特徴をつかんでおくとよいと思います。
順番に見ていきましょう。
純正ボックス
一つ目は純正オプションのリアボックスです。スーパーカブ(AA09、JA44)の場合は、メーカーオプションとして以下の3つ種類のリアボックスの設定があります。
- ラゲージボックス(401mm × 323mm × 305mm)
- ビジネスボックス:簡易ロックタイプ(485mm × 385mm × 315mm)
- ビジネスボックス:ワンタッチロックタイプ(485mm × 385mm × 315mm)
下二つのビジネスボックスは、大きさは同じですが鍵が違います。
この大きさで十分という方には良い選択肢になると思います。
ただ、人によって感じ方は違うかもしれませんが値段については、決して安いとは言えないかもしれません。
アマゾンのレビューも参考にされるとよいかもしれません。
一般向け汎用ボックス
おそらく取り付けている方が一番多いと思われるのが、一般向けの汎用のリアボックスです。
バイク用品店だけでなくホームセンターなどでも売られていることもあります。数千円程度の低価格ものから数万円ほどする高価格のものまであります。
後ほど紹介する業務用のボックスより安い比較的低価格帯のものが人気のようです。
たくさんの種類がありますが、基本的に鍵付きでフルフェイスヘルメット+αくらいの荷物を載せること可能です。
リアキャリアが付いていれば取り付けは比較的簡単です。中には脱着可能なボックスもあります。見た目にもスタイリッシュなものも多く、コンパクトなので運転への支障も最小限なのがメリットです。
ただ、コンパクトなだけにたくさんの荷物が積めるというわけではありません。ヘルメット+αが入るくらいの大きさでよいという人向けです。
業務用(バイク便系)ボックス
大きな箱が必要な人に人気があるのは、主にバイク便などで使用される業務用ボックスです。
鍵付きのものがほとんどで、業務で使用しても耐えられるように作りは丈夫です。ただし、値段は若干高めです。箱は大きくなるほど値段も高くなります。
実用性重視の本格的な大き目の箱が欲しい方にはよい選択肢になります。
郵政ボックス
コアなファンに人気なのは郵政ボックスです。これは郵便配達のバイクで使用されているボックスです。
個人が手に入れるには中古品として出回っているものか、メーカーが個人向けに販売しているものを購入する方法があります。
代表的なのは、MRD(松田技術研究所)製のフリーボックス、旭風防製の集配用キャリーボックス(AB-5W)です。
郵政ボックスで特徴的なのは、箱のサイズ(高さ)が調整できることです。箱の外側を上に引っ張って高さを調整することにより、箱の大きさを変えることができます。荷物がたくさんの時は箱を大きくすることができて、便利です。
アイリスボックス
個人使用のスーパーカブで取り付けている方が多いのが、アイリスオーヤマ製のボックス(通称:アイリスボックス)です。
こちらはバイク用のボックスではありませんが、バイクに流用してもとても便利に使うことができます。
アイリスボックスにはいくつかの種類がありますが、人気なのは鍵付きのボックスです。
自分で鍵を取り付けたりするのは手間がかかりますし、仕上がりその人次第になってしまいますので、もともとしっかりしたものが取り付けられているのはうれしい点です。
見た目的にもスーパーカブによくマッチしているのではないでしょうか。
その他には、私が以前取り付けていたバックルコンテナや、フタなしのコンテナなどを取り付けている方もいます。
アイリスボックスはバイク専用に設計されたものではありませんが、バイク用のボックスに流用しても十分便利に使え、値段も手ごろなのが魅力です。
自分にあったボックスを
参考までに、以下はネット通販でのバイク用ボックスの人気ランキングです。
リーズナブルな価格帯のものが人気のようですね。
どれを選ぶかは、どんな使い方をするかによって人それぞれ違ってきます。私の場合は、荷物をたくさん載せることがあるので大きな箱を選びましたが、大きな箱はいらないという方もおられることでしょう。
大きさだけでなく、デザインや値段なども考えてご自身にあったボックスを選びましょう。