バイクに乗るとき、マスクはしますか?
実は管理人はマスクなしでバイクに乗ることはほとんどありません。バイクに乗るときはいつもマスクをしています。
乗車時にマスクをする人は少数派かもしれませんが、交通量の多い道路は排気ガスなどで空気が汚れていますので、マスクをするに越したことはないと思います。
今回はバイクに乗る際に管理人が装着しているマスクや装着方法などについて紹介します。
マスクをする理由
バイクに乗るときにマスクをする理由は、管理人はノドが弱いため、排気ガスや粉じんなどを吸い込むとすぐにノドが痛くなるからです。
交通量の多い道路を走っていると、排気ガスやその他もろもろのホコリなどが空気中に交じっていますので、それらを吸い込むとノドがやられるのです。
バイクの免許を取ったばかりのころは、汚れた空気のことなど気にせずに乗っていました。
しかし、1~2時間くらい連続で走っていると、ノドがおかしくなることが度々ありました。そればかりでなく、頭痛がしたり、脈拍が高まったりしたこともありました。家に帰ってみると、鼻や顔がススで汚れているというのも何度か確認しました。
何かがおかしいと思い、体の不調はどうやら排気ガスなどの大気汚染が原因ではないかということで、マスクをしてみたのです。そうすると、特に長時間走った後のノドや体の不調がほとんどなくなりました(これは超個人的なケースですから、他の方にも当てはまるわけではありません)。
それ以降、マスクは必須アイテムになったのです。
花粉対応のマスクを使えば花粉症対策にもなるとと思いますし、排気ガスやPM2.5の問題もありますので、マスクをするメリットは多いと思います。
マスクと装着方法について
使用するマスクはバイク専用のものではなく、ホコリや花粉などを防いでくれる普通の白いマスクです。薬局で売っているようなカゼをひいた時にも使うようなマスクです。
しかし注意すべき点があります。単にマスクをつけただけでは、ヘルメットをかぶる際にズレたり、走行中の風圧などでマスクと顔の間に隙間ができたりしてしまいます。
特に半キャップヘルメットでは走行中の風圧でマスクが浮いたりしてしまいます。またフルフェイス型のヘルメットでは、かぶる際にどうしても耳の部分がこすれるのでマスクがズレやすくなりますし、ヘルメット内側のクッションに押されてマスクと顔の間に隙間ができたりしてしまいます。
隙間ができると、外の空気を直接吸うことになりますので、マスクしている意味がなくなります。
ということで、顔とマスクの間に隙間ができないようにする必要があります。そこで考えたのが以下の方法です。
※ 以下に紹介する方法は、使用するマスクの性能によって汚れ等を除去できる範囲は異なりますし、100%完ぺきに隙間ができないことを保証するものではありませんので、その点はご理解願います。また装着して息苦しく感じられる方は、以下の方法はお控えください。
フルフェイスヘルメットの場合
フルフェイスをかぶる場合は、マスクをした後に薄手のタオルを巻くという方法です。
順番に説明していきます。
まずは普通にマスクをつけます。マスクをつける際は、顔にぴったりフィットするように、付属の金具を調整するなど説明書通りにつけます。
次に薄手のタオルか手ぬぐいを用意します。タオルは分厚いものだと後ろで括ることが困難になりますので、なるべく薄手のタオルがいいです。
そのタオルを広げて縦に2回折り、4つ折りにします。
それをマスクをした顔に上から巻いて後ろで括ります。鼻全体にかからないよう、息苦しくない程度に調整します。タオルをマスク代わりにするというよりは、マスクに隙間ができないように押さえるイメージです。
括り方はタオルの両端を交差させて一方を中に入れて両端を引っ張るだけの単純な結び方です。
その上からフルフェイスのヘルメットをかぶります。マスクのゆるみなどを後ろのタオルのむずび目で調整して完了です。
これで走行中もマスクと顔との間に隙間ができることを極力減らせます。
なお、冬場はタオルではなく、ネックウォーマーをつけることでもOKです。夏場は熱いのでおすすめできませんが…。
半キャップヘルメットの場合
半キャップヘルメットをかぶる場合、上記のようにタオルを巻く方法でもいいのですが、顔にタオルを巻いているのが丸わかりで周囲の視線が気になるということで、それはしません(笑)。
半キャップをかぶる場合はタオルを巻く代わりに「リーダー カットマスク」というものを使っています。
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このマスクは他のマスクと違い、走行中の風圧でもマスクが浮き上がったりして隙間ができないのが良い点です。レギュラーサイズの他にスモールサイズ(リーダー カットマスク スモールサイズ 3枚入)もあります。
このマスクはどこの薬局でも売られているというわけではありませんので、リアル店舗で購入される場合は事前に在庫確認されることをおすすめします。
似たような形のマスクはたくさんありますが、これまで試した中でこのマスクだけが走行中も浮き上がったりして隙間ができることはなく、顔に密着してくれていました。カップ型のマスクなど紐を使って括るタイプのものでも大丈夫ですが、乗り降りの際に括るのが面倒なので耳にかけるタイプのものを選びました。
大気中にある浮遊粒子状物質(SPM)は、10 μm 以下のものが多いとされていますが、このカットマスクは 3~5 μmのものを除去できるようなので十分な性能といえます。
ちなみにフルフェイスをかぶる際も、このカットマスクをつけてもいいのですが、カットマスクをしただけでフルフェイスをかぶると、他のマスクと同様、ヘルメットの内側のクッションに押されてズレて顔との間に隙間ができます。また、カットマスクは普通のマスクと比べて分厚いので、その上にタオルを巻くとちょっとゴワゴワするので、半キャップをかぶる時だけに使っています。
バイク専用マスクは?
バイクに乗る人用の専用マスクはいくつか販売されていると思いますが、現在のところは使っていません。
ずいぶん昔の話ですが、1万円近くする海外製のバイク専用マスクを購入して使ってみたことがありました。
排気ガス対策用とのことでしたが、着けていても排気ガスのニオイをそのまま感じますし、あまり空気を浄化しているようには思えなかったので、使わなくなりました。また、交換フィルターもそれなりの値段だったので継続して使っていく気になれませんでした。
こういった経験があったので、バイク専用のものは長らく使っていません。
最近の商品は試していないので何とも言えませんが、よいものがあればもちろん使ってみたいとは思っています。今後いいマスクが見つかれば追記するかもしれません^^
おわりに
以上、私がバイクに乗るときに装着しているマスクについての説明でした。
最近はバイクに乗っている時以外でもマスクをすることも多くなりました。特に、電車に乗るときや道路沿いを歩くときなどです。
一昔前なら、マスクをするとちょっと目立っているような気がしていたのですが、今は外出時にマスクをする人が増えているので全くそんなことはありませんね。
排気ガスやPM2.5、その他の大気汚染やインフルエンザ、花粉などの問題もありますので、バイクに乗らないときでもマスクをする癖がついてしまいました(笑)。
マスク依存症という言葉もありますので気をつけないといけませんが、適度に使っていこうと思います。