インナーラックというレッグシールド内側のキーシリンダー周辺に取り付ける小さな内カゴのようなパーツがあります。

個人的にはこのインナーラックというものも一度取り付けるとやめらないパーツです(笑)。

入れる物といえば、グローブやウエスなどのちょっとした小物類だけなので、絶対なくては困るというほどではありません。

しかし、無いとちょっと寂しい、あれば何となく安心できるというような部品です。

ということで、今回はスーパーカブ110(JA44)にメッシュインナーラックの取り付けた様子について紹介します。

 

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JA44専用品を用意

今回取り付けるメッシュインナーラックはJA44専用品です。アウトスタンディングで手に入れました。

JA44用メッシュインナーラック

 

JA10のメッシュインナーラックは、レッグシールドの形状が異なるため取り付けは不可です。

JA10用のほうが中央部分が広く空いています。

取り付け方法

取り付けはいたって簡単です。

レッグシールド内側に取り付けられているネジ(スクリュ)を2本(左側はコンビニフックが取り付けられているネジ)を外して、付属のネジとスペーサーを使って取り付けるだけです。

 

当然ですがコンビニフックを取り外してインナーラックを取り付けますので、コンビニフックが使えなくなります。

ネジは大きめのプラスドライバー(+3サイズ)を使用します。ネジをナメないようにするには、小さいドライバーは使わずに+3サイズのドライバーを使い、真っすぐに奥まで差し込み、しっかりと押さえつけながら左回り(反時計回り)に回して緩めます。

また、必須ではありませんが、ネジをナメる確率を最小限に抑えたい場合は、スクリューグラブや、ネジすべり止め液などをドライバーにつけておくと安心です。

取り外したネジとコンビニフックはなくさないようにきちんと保管しておきましょう。

 

取り付けの前に、キーシリンダー周辺のレッグシールド内側が、走行中キーホルダーなどがこすれて傷がつかないように、保護フィルムを貼っておくことにしました。

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保護フィルムは、100均で買ったスマホ・タブレット用のフリーサーズのものを使用しました(笑)。型紙でサイズを確認してからカットして貼りました。

 

ネジを外したら、インナーラックと付属のネジとスペーサーを使って取り付けていきます。

 

スペーサーをインナーラックとレッグシールドの間に挟んで、左右ともネジで留めていきます。

インナーラック内側のネジ留めですので、短いドライバーか、10ミリのソケットレンチ等を使って締めます。

締め付けトルクは8N・mとなっています。フレーム側のナットがネジバカになると厄介ですので、力ずくで締め付けすぎないようにしましょう。

トルクレンチがない場合は、なるべくソケットレンチを使い、最後の締め付ける段階ではクッ、クッ、クッと弱すぎず強すぎない、程よい力加減で締め付けます。不安であれば時々ネジの緩みがないかチェックしましょう。

 

穴の位置がズレているといったようなことはなく、すぐに取り付けることができました!

ちなみにレッグシールド上部2か所の穴をあけてネジ留めする部分もありますが、これらは使っていません(不安な方はこれらもネジ留めしてください)。JA10のインナーラックも同様にしていましたが、小物類を入れるだけなので全く問題はありませんでした。

ベトナムキャリアとの併用は加工必要

JA10での記事でも書きましたが、インナーラックとベトナムキャリアを両方付けるということはできません。正確には、両方取り付けは可能ですが、インナーラックに穴を空ける必要が出てきます。

穴あけに抵抗がない方はチャレンジするのもありだと思います。

ただ、残念なことにならないように、くれぐれも穴をあける位置を間違わないように注意してください(笑)。

おわりに

インナーラックはなければ絶対に困るというものではありませんが、使ってみると便利です。

例えば有料の駐輪場に入るときにゲートで取った駐車券を、駐輪スペースに移動するまでの間、一時的に入れておくということもできます。駐車券をポケットなどに入れる手間が省けたりします。

こういう使い方もできますので、取り付けていると便利なパーツです。

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