購入してから手をつけないまま保管していたプラモデル、フジミ模型「1/12 ホンダ スーパーカブ C100 1958年」を組み立てました。

今回は、その様子について紹介します。

こちらは発売が2009年で、一時的に在庫切れになったりしていたこともありますが、まだ販売は続けられています。

以下リンク先のアマゾンでも購入できます。

 

こちらのプラモデルは、前回の記事

フジミ製スーパーカブ110のプラモデルを組み立て|実車を忠実に再現

で紹介したJA44のプラモデルとは異なり、接着剤、塗装が必要で、シールはデカールの標準的なものです。

第一印象

箱の開けてみた印象は、

  • エンジンとフレームが一体成型で塗り分けが大変そう
  • メッキパーツはいい感じ

です。

前回のJA44のプラモデルはメッキパーツはありませんでしたが、やはりメッキパーツはあったほうがいいです。

部品点数は少なくても、精度が悪いと苦労します。しかし、このモデルの精度は結構良くて、結果的に加工はほとんど必要なかったのでよかったです。

塗装について


実車のレッグシールドは白ではなく、白に薄い青が混じったような色で、これは当時の技術では白の成形色で作ることは困難だったことが原因とのことです。

この色(ブルーグレー)を再現するための調合比率などが説明書に載っています。

今回の制作では、全体的に実車より明るめの色にして現代風にしてみました。

レッグシールドやフロントフェンダーなどはホワイト、その他青色部分はライトメタリックブルーを使用しました(あり合わせで間に合わせました(笑))。

組み立て

まずは塗装をします。塗り分けにも手間がかかります。

 

主な塗装が終わってから、説明書通りに組み立てていきます。

 

塗り分けが大変でした。

 

スタンドは可動式です。

 

ホイールがメッキだと美しいです。

 

前輪およびハンドルまわりの組立は少し複雑ですが、制度がよくきっちりと組立できました。舵取りもできます。

 

シャフトなどもメッキパーツで差し込み式です。

 

デカール貼りは慎重に行います。

 

デカール貼り、ウインカーやミラーの取り付けなど、細かな部分を仕上げると完成です。

 

実車よりも全体的に明るめの色にしていますので、明るい雰囲気になっているのではないでしょうか。

 

ミラーは右側のみです。

 

シートも開け閉めできます。

 

ヘルメットもあります。

 

同じ1/12スケールのJA44と並べてみるとこんな感じになります。

おわりに

プラモデル上級者の方からすると、いくつかツッコミどころがある仕上がりだと思いますが(笑)、なんとか完成しました。

個人的には塗装がかなり大変でした。8割以上の手間は塗装に関する作業といってもいいくらいでした。前回組み立てた塗装不要のJA44のプラモデルの3倍以上の時間がかかったと思います。

塗装を自分で行う分、このプラモデルはいろいろな楽しみ方があって、サビや汚れなどを再現したエイジングを施して楽しむ方も多いようですね。

所ジョージさんは雑誌「所ジョージの世田谷ベース39」で紹介されていましたが、かなりこだわった作り込みをされているようです。

エイジング塗装はまだやったことはありませんが、機会があれば挑戦したいと思います。

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