スーパーカブの魅力の一つは積載性です。つまり荷物がたくさん積めるということですね。
積載性アップに貢献をしてくれるアイテムの一部がフロントキャリア&前カゴ(フロントバスケット、フロントカゴ)です。
現行スーパーカブの標準モデルは初期状態ではフロントキャリアと前カゴは付いていませんので後付けする必要があります。
フロントキャリア&フロントバスケットはホンダ純正オプション品にありますが、あまり大きなカゴではありません。個人的には大きめのカゴが好みなので、社外品を取り付けることにしました。
今回の記事はそれらの取り付け方法について紹介します。
取り付ける物
以前乗っていた旧カブにも前カゴは取り付けていました。どうせならということで、大きめのカゴを付けていました。
今回もそれと同じくらいのサイズで、かつお手ごろな値段で・・・と探していくと、アウトスタンディングモーターサイクルさんの通販サイトでベストなものを見つけました(現行スーパーカブは50(AA04)も110(JA10)もフロント周りは共通です)。
上口が460×260ミリ程度の大きめのフロントバスケット。値段は税別2,000円でお手頃です。
ノーマルの状態ではカゴを固定できるところがありませんので、前カゴをつけるにはフロントキャリアも取り付ける必要があります。
このフロントバスケットを取り付けるには、ホンダ純正オプション品のフロントキャリアでは取り付け不可とのことでしたので、取り付け可能なアウトスタンディングで売られているフロントキャリアも入手しました。こちらは税別3,650円です。
フロントキャリアの取り付け
まずはフロントキャリアの取り付けです。取り付けはそれほど難しくはありません。必要な道具は8,10,12,14ミリのソケットレンチです。
フロントフェンダーを固定している3本のボルトを外して、付属しているボルトとスペーサーを使って取り付けるだけです。
まずはフロントフェンダーのボルトを3本外します。真ん中のボルトは12ミリ、左右のボルトは8ミリのソケットレンチで外します。
購入したフロントキャリアに付属していたボルトとスペーサーを使用してバイクに取り付けます。付属のボルトは真ん中が14ミリ、左右が10ミリと少しサイズアップしています。
ワッシャーは付いていませんでしたが、真ん中はもともと付いていたものを流用し、左右は別途用意して取り付けました。
取り付け後は、ガタツキがないか確認したり、左右対称になっているか、歪みがないかなど全体的なチェックをしておきます。
前カゴを取り付けた後に不具合に気づくと、修正するのが面倒になりますので。
前カゴの取り付け
フロントキャリアをきちんと固定できたら、次は前カゴの取り付けです。
こちらも取り付けはそれほど難しくはありません。アウトスタンディングで一緒に販売されているフロントバスケット(前カゴ)専用のステーがありますので、それを使用することにしました。
「あれ、ナットがない!」と思ったら、ステー側にネジが切ってあるのでナットは不要でした(笑)。
ステーの中心とカゴの中心を合わせて左右対称になる位置に持ってきます。そしてステーを適度なところに取り付けます。
フロントキャリアとカゴの縦の角度は同じではないので、カゴ後方(縦部分)にステーは付けずに、底部分に4本ボルト止めしました。
グラつきがないことを確認して完成です。
あまり重たいものを載せるつもりはありませんので、強度的にはこれで大丈夫だと思いますが、しばらく様子を見てみたいと思います。
ちなみに純正品の許容積載量はフロントキャリアが5kg、フロントバスケットが3kgですので、それ+αくらいの重量なら大丈夫でしょうね。
前カゴを付けると、バイク全体の雰囲気が大きく変わりますね。実用性重視なのでこれはこれでよしとしましょう。目が慣れてくればカッコよく見えてきます(笑)。
さいごに
前カゴには重いものを載せると運転が多少不安定になりますので個人的にはあまり荷物を載せることはないのですが、買い物に行ったときなど、ほんのちょっとしたものを載せたり、ヘルメットをかぶったり脱いだりするときにちょっと置いておくのに役立ったりして結構便利です。
ただ、軽くても大きめの荷物を入れると、ヘッドライトの光が前方へ届きにくくなるのでその点は注意が必要です。スーパーカブプロが前カゴの前にヘッドライトを取り付けているのがうなずけます。
この点は注意して使っていきたいと思います。