今回は、スーパーカブ110(JA10)へメッシュインナーラックを取り付けたことについて書きます。
メッシュインナーラックとは、レッグシールド内側のエンジンキー周辺の部分に取り付ける内カゴのようなものです。グローブやちょっとした小物類を入れておけるので非常に便利です。
コンビニフックが取り付けられているネジを使って取り付けますので、コンビニフックは使えなくなりますが、個人的にはコンビニフックはほとんど使わないので特に気にはなりませんでした。
実は以前に乗っていた旧カブ(スーパーカブ70デラックス)にもインナーラックを取り付けていて、その便利さを知っていたので、新しいバイクでもこれなしではいられないので(笑)、取り付けることにしました。
ちなみに上記商品は、現行スーパーカブ50(AA04)/110(JA10)、クロスカブ共通で取り付けできます。
旧カブでは…
正確に言うと、旧カブでは純正品の「メッシュ」インナーラックは取り付けていませんでした。というか取り付けできませんでした。
理由は、もともと付いていたレッグシールド(エンジン回りの白い樹脂製のカバー)が割れたので、海外製の安価なレッグシールドに交換していました。
それにホンダ純正の「インナーラック(メッシュタイプ)」を取り付けようとして手に入れたのですが、形が合わずにどうしても取り付けることができませんでした。
苦肉の策として、100円ショップのダイソーで購入した壁掛けラック?のようなものを自分で加工して取り付けていました。針金が何本かなくなっていますが、もともとはきちんと付いていました(笑)。
メッシュタイプではないのでスカスカの状態です。なのでウエスを入れたり、ビニール袋を入れたりしてモノが落ちないようにしていました。それでもグローブなどちょっとしたものを入れるにはとても便利でした。
ちなみにスカスカの状態なので、ベトナムキャリアを併用して取り付けることができていました。
純正品のメッシュタイプのインナーラックを付けた状態だと、どこかに穴を空けないとベトナムキャリを取り付けることはできません。普通はもったいなくてできませんので(笑)、ベトナムキャリアかインナーラックかのどちらかを選ぶことになります。
前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。
メッシュインナーラックの取り付け方法
今回スーパーカブ110に取り付けたのは海外製のメッシュインナーラック(クロスカブ、JA10、AA04共通)です。現行モデルにはホンダ純正のインナーラックは販売されていないようです。
購入できるのはアマゾンや、アウトスタンディングモーターサイクルというカブパーツの通販サイトなどです。この商品は非常に人気があるためか、よく売り切れになっています。今回入手したものも、最初購入しようとした時点ではどこも売り切れでしたので、しばらく待って手に入れたものです。
取り付けはレッグシールドのコンビニフックが付いている部分のネジと、それと対になる右側のネジを外し、購入したメッシュインナーラック付属のネジを使って止めるだけです。
理論上はと~っても簡単!すぐにできちゃいそうです。が、実際は案外苦戦することが多いのが海外製パーツの取り付けです(汗)。
まずはレッグシールドのネジを二本外します。大きめのプラスドライバー(3番サイズ)が必要です。ネジをナメるのが心配な場合はスクリューグラブを付けます。
次に取り付けです。
右側は付属のネジを手で回すとスムーズに入りました。
ところが、左側はなかなか感触がつかめません。いくら回しても締まりません。どうやらネジ穴の微妙なズレと、ステー角度の微妙なズレのハーモニーで非常に取り付けにくい状態になっているようです。
では右側をいったん外して左側から取り付けてみようとしましたが、これもなかなかうまくいきません。指が痛くなってきました。ズレた角度で回りにくいネジを無理やり回すと、フレームに溶接されているナットをネジバカにしてしまう恐れもあります。
悪戦苦闘の末、奇跡のタイミングが訪れ、「本物の感触」を得て一気にネジを回すことができ、めでたく取り付けに成功しました。
二本ネジ止めするだけでも結構頑丈に取り付けができています。
メッシュタイプは中に入れたモノが落ちにくいのでとても便利です。この便利さを一度味わうともう元には戻れません(笑)。
さいごに
今回の取り付けは、すぐに終わるはずの作業でしたが、思いのほか苦戦することになりました。
旧カブでも海外製のパーツを取り付ける際には似たような経験が何度かありましたが、こういった過程も楽しんでやることが大切ですね。
追記:USB電源取り付けのためにこのメッシュインナーラックを一度取り外す必要がありましたが、再度取り付けする際には一発でネジ穴が合ってすぐに取り付けできました!取り付けてしばらくすると部品と車体が馴染んだのでしょうね。
ちなみにUSB電源を取り付けた様子については
の記事に書いていますので、ご興味があれば参考にしてください。