現在乗っているスーパーカブ110（JA44）は、新車購入から早くも2年がたち、走行距離は２万４千キロを越えました。
法令で1年ごとに車両の定期点検をするように定められていて、バイクを購入した時にもらえる取扱説明書（OWNER’S MANUAL）やメンテナンスノートにも記載されています。
1年経過時にした定期点検については以下の記事にまとめています。
スーパーカブ110（JA44）新車から1年目の定期点検を受けました
前回の定期点検は全てホンダドリーム店にお願いしましたが、今回はできるところは全部自分ですることにしました。
その際に気づいたことなどについて書きたいと思います。
目次
2年目の点検項目
2年目の定期点検項目は1年目のものと共通するものもありますが、おおよそ以下の項目になります。
- かじ取り装置（ハンドル、フロントフォーク）
- ブレーキ関係（レバー、ブレーキシュー等）
- ホイールまわり（タイヤ、ナット、ベアリング、スポーク等）
- ショックアブソーバ
- チェーン・スプロケット
- 電気装置（点火プラグ、バッテリー、配線）
- エンジンまわり
- マフラー関係
- フレーム
基本的かつ重要なものばかりですね。
シビアコンディション下では？
走行距離は2万4千キロを超えおり、前回点検時（1万2千キロほど）から1万キロ以上走っています。
6か月で3千キロ以上（年間6千キロ以上）ですのでシビアコンディション下での使用にあたります。
シビアコンディションでの使用の場合、以下の項目は、通常より早いサイクルで点検すべき項目となっていますが、2年目の点検項目に全て含まれています。。
- ステアリングのがた
- ブレーキシュー及びライニングの摩耗
- スポークの緩み及び損傷
- チェーンの緩み
- スプロケットの取り付け状態
点検自体は短時間でできる
手間がかかるのは前後のブレーキ関係ですかね。点検するには分解する必要があります。
ブレーキシューが限界に来ていないかは要注意ですが、それ以外は通常の使用であればあまり心配する必要はないかもしれません。
その他カバー類を外したり工具を使っての点検が必要なものもありますが、それほど難しくはありません。
点検項目は多いですが、点検自体にあまり時間はかかりません。
点検で気づいたこと
点検してみて気が付いたことについてざっと書いていきます。
タイヤ
タイヤ交換は1万2千キロを超えた時点で交換しています。
交換の様子は以下の記事に書きました。
フロントタイヤの交換方法｜スーパーカブ110 （JA44・JA10）
リヤタイヤの交換方法｜スーパーカブ110 （JA44・JA10）
前回のタイヤ交換から1万2千キロほど走っています。空気圧はちょくちょくチェックしているので問題はありませんでした。
しかし、タイヤの溝に関して、フロントタイヤはまだ大丈夫ですが、リヤタイヤの溝がスリップサイン間近ということがわかりました。
リヤタイヤは近いうちに交換が必要のようです。
チェーン＆スプロケット
チェーン＆スプロケットの交換は2万キロを超えた時点で交換し、その様子についても以前記事にしました。
スプロケットとチェーンを交換しました｜スーパーカブ110（JA44）
1年目定期点検の時は、純正のスプロケットとチェーンで、チェーンの調整をしても、すぐにたるみが発生してチェーンスラーダートチェーンが当たるカタカタという音がしていました。
社外品に交換して以来、そういった音は今のところ発生しておらず、すぐにたるむということはなくなったようです。
点火プラグ
点火プラグについても以前に記事にしました。
スーパーカブ110（JA44）のスパークプラグの点検・交換方法
プラグ交換時期については具体的に指示されていませんが、走行距離1万～2万キロほどで交換するのが一般的のようです。
前回の交換から1万キロちょっと走っています。プラグをチェックしたところ、電極が少し摩耗しているようですが、直ちに交換が必要という感じでもありませんでした。
ブリーザードレン
説明書によると、ブリーザードレンは1年点検整備項目になっています。
ブリーザードレンの点検整備についても、以前書きました。
今回チェックしたところ、ドレーンにあふれんばかりの液体が溜まっていました。
走行距離が多い場合は特にこまめにチェックしたほうがいいですね^^;。
おわりに
日頃のメンテナンスをきちんとしていれば、定期点検時に特別しないといけないことはないが多いかもしれません。
しかし、定期点検時に改めてチェックすることで、これまで見過ごしていた不具合やメンテナンスすべきところが見つかったりします。
今回で言えば、ブリーザードレーンとタイヤの溝のチェックができてよかったと思います。普段忙しさにかまけているとチェックできないところがありますので、やはり定期点検は重要だと思いました。
きちんとメンテナンスしていれば、2年経ったくらいでは全く不具合を感じることなく安心して乗れることは間違いなさそうです。
