バイクに乗っていてガソリンを入れるタイミングをどの時点にするか迷ったりすることがあります。

ガソリンメーター(燃料計)を見て「まだ大丈夫」と思ってガソリンスタンドを通り過ぎた時に限って次のガソリンスタンドがなかなか見当たらなくてヒヤヒヤされた経験はないでしょうか。

特に走り慣れていない道などでは、どこにガソリンスタンドがあるかわからないですから、ガソリンの量が微妙だとガス欠にならないか心配になります。スマホで調べることはできるのですが、走行中はなかなか調べることはできません。

早め早めに燃料を入れればいいのですが、早く入れるとなぜかもったいないような気になったりすることがあります(笑)。ガス欠にならない程度に減ってから入れることは、給油回数を減らせるメリットもありますが、ガス欠でエンジンが止まってしまうというリスクもつきまといます。

そこで、ガソリンが完全に空になった状態のガソリンメーターの位置をあらかじめ知っておけば、ガス欠にビクビクしながら運転することを減らせるのではないかと考えました。

ということで、ガソリンが空になるまで(エンジンが止まるまで)バイクを走らせて燃料計の状態をチェックしてみました。この記事ではその模様を紹介したいと思います。

 

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ガソリンメーターの目盛り

スーパーカブの場合、燃料計はスピードメーターの下にあります。

旧カブとは違って現行モデルはリザーブタンクの切り替え機能がありませんのでこの燃料計だけが頼りになります。

右側に「F」(Full、満タンの意味)、左側に「E」(Empty、空の意味)の表示があり、その真ん中にガソリンスタンドのマークがあります。

それぞれ、EとF、真ん中にメモリが打ってあります。しかし、満タンにすると右のメモリを振り切ります。

 

エンジンを停止すると、燃料計の針は左の赤いメモリの部分を超えて少ししたところで止まります。ということは、その位置まで針は動くことが可能ということですね。

はたして、ここの位置がガソリンが空っぽになった位置なのでしょうか?

どこまで走れるか?

ガス欠になるまで走行してみることにします。

赤いメモリに差し掛かりましたが、まだ大丈夫です。

赤の位置を過ぎても大丈夫!?

赤いメモリを超えつつありますが、まだ大丈夫です。

 

赤いメモリは完全に超えてしまいましたが、まだ大丈夫のようです。

ついに止まった!

まだかまだかと思いながらも意外と走ります。赤いメモリを超えてから結構な距離を走っているような気がしますが・・・。

と思っていた矢先、アイドリング状態でいるときに初めてエンジンが止まりました。これはガソリンが不足が原因と考えられます。この状態のメーターは・・・、この位置です。

 

エンジンを切った時のメモリ(以下の画像左)と比較してみると・・・

「E」の文字の上の横線に着目すると少し右に来ているのがわかりますね。

アイドリング中にエンジンが止まりましたが、再度エンジンをかけるとかかりました。おそらくまだ少しタンクやエンジン内部にガソリンが残っているからだと思います。

車体を振ったりして残りの燃料をエンジンに送ればあと数分は走行できそうですが、この状態で走るのは危険と判断してここで実験は終了しました。

この状態で燃料を満タンに入れました。

ガソリンが入った量は、4.13リットルでした。タンク容量は4.3リットルなので、ほぼ空の状態だったと言えます。

結論

ということで、ガソリンメーターの「E」の部分の赤いメモリを過ぎても、もうしばらくは乗ることができます。

しかし、エンジンを切った時に燃料計が左いっぱいまで行くところまでは走行するすることは難しいと考えたほうがよいでしょう。

普段ガソリンを入れるときの量が3リットル前後であることからすると、赤いメモリを過ぎる時点で、あと1リットルくらいは燃料が残っていると思われます。

ですから、赤いメモリ以降、50キロくらいは走行できる計算になります。もちろんこれはあくまで目安ですから、自己責任で判断してくださいね。

また、走行中にガス欠でエンジンが止まることは非常に危険ですから、公道を走る場合はガス欠にならないようにくれぐれも注意が必要です。

給油時の参考にしていただければと思います。

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