スーパーカブ110(JA10)のレッグシールドの取り外し方法について説明します。
JA10のレッグシールドは昔のカブの一体型レッグシールドとは違い、左右が分割されています。右か左どちらか必要な部分だけ取り外せるので、便利といえば便利ですが、レッグシールド以外のパーツも取り外す必要があるので一長一短ということもあります。
取り外す作業自体は難しくありませんが、外す手順をあらかじめ知っておいたほうがスムーズにできると思いますので、説明していきたいと思います。
取り外す手順
まずはフロントカバーを取り外します。
プラスネジ1本を外すだけです。
ネジを外してカバーを手前に引くと外れます。
次はセンターカバーです。ここもネジ1本です。大き目のプラスドライバーかマイナスドライバーで外します。
ちなみにここはバッテリーがあるだけでなく、書類や車載工具が入っているところですので、十円玉などの硬貨でもネジを回すこともできます。
ネジを外せたら、カバーの上部を手前に引きつつ、全体を後ろにスライドさせるようにして外します。
その次はメインパイプカバーです。
ここは前方ネジ2本、後方2本のネジを外します。後方は大き目のプラスドライバーで外します。
ネジを外したら、カバーを後ろへスライドさせると外れます。
以上3つのカバーを外すと、ようやくレッグシールドを外すことができます。
レッグシールドを留めているネジを外していきます。ハンドル下の真ん中に1か所、右側3本、左側3本それぞれネジで留まっていますので、外したい側のネジを外します。
これらのネジを外すと、レッグシールドが外れます。
取り付ける場合の締め付けトルク
取り付けはこれと逆の手順で取り付けます。
レッグシールドを留めているネジ(レッグシールドマウントスクリュ)の締め付けトルクは、8N・m(0.8kgf・m)です。
以上がJA10のレッグシールドの外し方になります。
レッグシールド以外のカバーを3つ外す必要があるので、この点には注意が必要ですね。