スーパーカブ110(JA44)にフロントキャリアと前カゴ(フロントバスケット)を取り付けましたので、その様子について紹介します。

言うまでもありませんが、前カゴがあると積載性がアップします。あまり重たい物は載せることはできませんが、リヤボックスやカバンに入りきらないものなどを載せるのに便利です。

ノーマルの状態では前カゴを取り付けるためのキャリアが何もありませんので、フロントキャリアも取り付ける必要があります。ということで、二つセットで取り付けました。

 

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今回取り付けたもの

今回取り付けたのはアウトスタンディングで入手したステンレス製のフロントキャリア(許容積載量3.0kg)と前用の新聞カゴ(フロントバスケット)です。

前カゴはJA10に取り付けていたものです。

スーパーカブ,新聞カゴ,フロントバスケット

新聞カゴのサイズは

470×260(上口)
420×200(下底)
260(高さ)

で、大き目です。

フロントキャリアはJA44専用品です。

JA44 フロントキャリア

 

アウトスタンディングではJA10用、JA44用と分けて売られています。

フロントキャリア本体は同じものですが、付属のボルトやスペーサーの長さが違います。以下の画像左がJA44用、右がJA10用です。

ですからJA10用をそのままJA44に取り付けるのは困難です。

ちなみにメーカー純正品のフロントキャリアは、今回取り付ける新聞カゴのような大き目のカゴは取り付けできません。

フロントキャリアの取り付け方法

フロントキャリアを固定するのは、左右のフロンフォークカバーを固定しているボルト部分とフロントフォークカバー奥に隠れているフロントフェンダーを固定しているボルト部分の3か所です。

 

まずはフロントフォークカバーを取り外すために、10ミリのレンチで左右のボルトを外します。

ボルトを外したら、右側カバーの前側の爪を外してから後ろ側の爪を外します。

 

上部真ん中付近は反対側のカバーにも爪がありますので、そこも気を付けて外します。

JA44フロントフォークカバー

 

画像でおわかりの通り、右側カバーにあるボルトを通す部分の穴がふさがっていますでの、ここを切り取る必要があります。

 

裏側からニッパーで切り取っていくことにしました。

切り取るところは6か所あります。ニッパーの刃をなるべく外側に寄せて凹凸が少なくなるように切り取っていきます。

 

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切り取った後は多少デコボコしていますので、ヤスリである程度ならしていきます。

 

あまり目立つところではないので、ほどほどにして切り上げました。

 

次はフロントフェンダーを固定しているボルトを12ミリのレンチを使って外します。

 

フロントキャリア付属の真ん中のボルトだけを試しに付けてみるとこんな感じになります。

 

右側カバーをもとに戻し、爪をはめます。真ん中の爪は以下のようになっていますので、気を付けてはめます。

 

フロントフォークカバーをもとの状態にはめたら、JA44用フロントキャリア付属のボルト、スペーサーを使ってフロントキャリアを取り付けます。

JA44 フロントキャリア

 

3本ともボルトを締め付けて取付完了です。

JA44 フロントキャリア

 

前カゴ(フロントバスケット)の取り付け

次は新聞カゴです。

別売りの専用品金具を使って取り付けます。

新聞カゴの金具

 

フロントキャリアの上に置き、ちょうど真ん中に来るように調整し、専用の金具を使って仮留めします。金具は底面2セットで固定します。

 

ハンドルを目いっぱい切ったときにレッグシールドなどにカゴがあたらないか確認しておきます。

 

大丈夫であれば、ネジをきちんと締めて完了です。

JA44 新聞カゴ取り付け

さいごに

今回取り付けたフロントキャリア(許容積載量3.0kg)は、スーパーカブプロについているものほど頑丈ではないのであまり重たい物を載せることはできませんが、前カゴを付けるとやはり便利です。

私はリヤボックスに入りきらない荷物があったときに前カゴを使うという補助的な使い方をしています。頻繁に使っているわけではありませんが、イザというときに非常に重宝します。

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